りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

★★★★★
28世紀、地球が滅亡し、人類は200にのぼる惑星を転移網で結び連邦を形成していた。その辺境に位置する惑星ハイペリオン。この惑星を、宇宙の蛮族アウスターが侵攻しようとしており、その手に落ちる前にハイペリオンにある謎の遺跡「時間の墓標」の謎をとき、連邦を救わなければならない。

惑星ハイペリオンに因縁を持つ7人が集められ、時間の墓標をめざして旅に出る。その途上で、彼らが順々に語る数奇な運命が、物語の軸になっている。
昨年出版された「エンディミオン」を読もうとして、実はその前に「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」という2冊があると知り読んだ。

この想像力、物語力はすごいなぁ。圧倒される。